昨日"アルツハイマー型認知症"を題材にした番組を見た。
Blogを更新していたけれど、見入ってしまった。
その時帰宅したオットも、食事が冷めるのに見入っていた。
頭のいい人がなり易いと聞いたことのある"アルツハイマー"
症状は、徐々に進行する認知障害(記憶障害・見当識障害、学習の障害、注意 の障害、空間認知機能 、問題解決能力の障害など)であり、社会的に適応できなくなる。重度になると摂食や着替え、意思疎通などもできなくなり最終的には寝たきり になる。
根本的治療法の無い病気。
東大を卒業して、日産の技術者になったご主人。
国立大学を卒業して役所の教育課の係長だったご主人。
絵本の読み聞かせをボランティアで早い時期に成功させた奥さん。
おしゃれのスキだった奥さん。
40代~70代まで。
それぞれの生きた軌跡と今のご夫婦を紹介していた。
自分の身にも起こりかねない病気です。
後5~10年で、進行を抑える薬が開発されるだろうと
希望的観測。
アルツハイマーにかかってしまった人にはちゃんと
側に居る配偶者が「自分の全て」だとわかっている。
その人なくして、生きていく事は出来ない。
そして配偶者は、世話をする事が生活になっている。
居なくなってしまった時に自分は何をすればいいのか?
そんなことをおっしゃっていた。
泣けた。
一生懸命ご夫婦で頑張って居られるのに
泣くのは失礼かもしれない。
でも、泣くのは「かわいそう」と言うことではない。
「夫婦愛」に泣けたのだと思う。
色々な記憶が欠落していく配偶者。
見つめる家族は、どんなに辛いかと思う。
子どもを育てるように接する・・・と言うのとは違う介助。
おしゃれがスキだった奥さんに口紅をひくご主人。
自分のガン再発に怯えながらも、夫を明るく支える奥さん。
切ないです。
好きで一緒になったのだから、その「好き」を全うするのは素晴らしいことだと思った。
苦しい時もお互いが笑顔で。
生きている事に感謝。
そうすればシアワセな気分で暮す事ができるから。
シアワセに慣れてしまうから、そんなことすら出来なくなるのだな。
番組を見た想い。
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